今季5度目のそろい踏み。広島新井貴浩内野手(39)と鈴木誠也外野手(22)が3回にアベック弾を放ち、3点を追加した。

 3回2死一塁から4番新井は追い込まれてからの6球目に体勢を崩されながらも「下半身でしっかり粘ることが出来ました」と、しっかりとバットを振り抜き左翼席バルコニー席に運んだ。さらに鈴木も続いた。「追い込まれていたので食らいついていきました。コンパクトに打つことが出来ました」。高め真っすぐを左翼席看板にぶつける1発を放った。9月2日ヤクルト戦(神宮)以来、今季5度目の新井と鈴木のアベック弾で一気に3点を加えた。

 新井は今季19号で101打点。10年以来6年ぶりに大台を突破した。鈴木は29号で広島の日本人選手では05年の前田智徳(32本)と新井(43本)以来となる30号に王手をかけた。