侍ジャパンが、大野のサヨナラ打で延長10回のタイブレークを制した。

 日本が先手を取った。1回に中田の三塁ゴロの間に秋山が先制のホームを踏んだ。

 1点を追うオランダは2回にウルバヌスの2点適時打などで3点を奪って一時逆転した。

 日本は5回に打線が爆発。先頭大谷が右中間上段へ反撃の特大ソロを放つと坂本が2死満塁から走者一掃の3点適時二塁打。中田、筒香も連続適時打。この回一挙6点を奪い試合をひっくり返した。

 日本は2点リードのまま9回4番手大瀬良を投入、逃げ切りを図ったが、オランダの3、4番に連続タイムリーを浴びて3失点。再び逆転された。

 1点を追う日本は9回2死一塁、二塁から途中出場の鈴木が二塁ゴロ。万事休すかと思われたが二塁手の一塁悪送球で同点となり延長戦へ突入した。

 タイブレーク(無死一、二塁から)で行われた延長10回、日本は1死満塁から大野が右前にサヨナラ適時打を放ち、試合を決めた。

 日本は13日もオランダと対戦する。