ソフトバンクのドラフト1位、創価大・田中正義投手(22)が珍目標に「お笑い番組のゲスト出演」を挙げた。22日の入団発表で公言した「沢村賞」を取れるような活躍をすれば、ヤンキース田中のように紅白歌合戦の審査員のオファーも夢ではない。だが、お笑い好きの田中正義は「紅白は見たことないです。いつも大みそかはダウンタウンのガキの使いやあらへんでを見てます。(紅白の審査員よりも)人志松本のすべらない話の席のようなところに座りたい」。芸人の卓越したしゃべりを生で聞ける場所への出演も、プロでのモチベーションとなる。

 24日、午前中に福岡市内の病院でメディカルチェックを終え、福岡空港から東京へ戻った。新入団会見や筑後市のファーム施設見学など多忙な4日間を終え「早く戻って体を動かさないと」と話した。球団から渡されたトレーニングメニューで鍛え、来年1月にはブルペンで立ち投げできる体に仕上げる。