DeNA林昌範投手(33)が1日、横浜市内の球団事務所で契約更改し、現状維持の年俸4100万円(推定)でサインした。来季が3年契約の3年目。今季は2月のキャンプ2日目に左太もも裏の肉離れでつまずいた。さらに3月には肩を骨挫傷、そして5月には左太もも前の肉離れで、けがが続いた。林は「まずはけがをしないこと。半年間ずっとけがをしていた。プロに入ってからこんな長いけがはない」と話した。

 けがは完治し「12月はひたすら2軍球場。1月にはブルペン入りたい」と復活に向けてプランを組んでいる。「まっすぐ(直球)をよみがえらせるイメージ。そうすればフォークも生きてくる」と思い描く。来年34歳とあって、球団からはベテランとしてチームを支える役割も期待された。