阪神金本知憲監督が、新助っ人エリック・キャンベル内野手に対し、かつての超優良助っ人マートン級の働きを求めた。中距離打者と分析しながら「勝負強ければ」という前提で4番起用をイメージ。
「ホームランを打てる4番が理想かもしれないけど、それ以前に勝負強い、チャンスに強いという方が大前提かもしれんね。どうしても1点ほしい、打ったら勝ち、打たなかったら試合が終わる、というところで、どうやって打ってくれるか。それが打者の価値だと思っているから」。
たとえ大砲でなくとも、4番を任せる可能性があることを明かした。
「チャンスに強かったら、もちろん(ある)。マートンも4番を打っていたわけだしね」。
「外国人選手は特別。環境も違う。開幕に合わせてくるだろうし、そういうのは尊重してやりたい。キャンプインに万全で来い、とは言わない」。
その他の一問一答は以下の通り。
-新助っ人キャンベルとの正式契約が発表された
金本監督 サードだから守り重視にしたところもある。そこそこ守れる。
-正三塁手の筆頭候補
金本監督 まあ、最初は使いますわね。特別、何かがない限り。
-三塁守備の出来次第では一塁を守らせることも
金本監督 それはあり得る。臨機応変にいかないと。かたくなに今の構想を貫くとか、そこは頑固にいかないでいい。君たちはすぐブレたブレたって言うけどね(笑い)。
-打順はクリーンアップ
金本監督 打ってほしいですね、もちろん。
-ゴメスとの契約を見送ってまで獲得した選手
金本監督 それは期待しますわ。外国人選手だから、基本的に力はある。スイングをちょっと見るだけで変わる可能性もあるかもしれない。