西武武隈祥太投手(27)が7日、西武プリンスドーム内で契約更改交渉に臨み、1150万円アップの年俸5000万円でサインした。

 9年目の今季はチームトップの64試合に登板し、5勝3敗14ホールドの防御率3・54。2年連続で60戦以上投げ、1年間ブルペンを支えた。「数字には納得してないですが、1軍に1年間いることが目標だったので、それをクリア出来たことはよかった」と振り返った。

 課題には防御率と自己ワーストだった被本塁打数(5本)を挙げた左腕。「勝ち試合を任せられたら、リードした状態で次の投手に渡せるようにしないと。(自身に)負けもつきましたし、改善したい」と表情を引き締めた。

 来季は節目の10年目。「入団してから優勝していないので、優勝したい。その力に少しでもなれるように、自覚を持っていきたい」と力を込めた。(金額は推定)