熊本県出身で今季自身初の10勝を挙げた阪神岩貞祐太投手(25)が27日、故郷で活躍を誓った。

 日本プロ野球選手会と日本プロサッカー選手会がこの日、「熊本地震復興支援プロジェクト」と題し、同県で野球教室とサッカー教室を開催。同県出身のプロ野球選手やサッカー選手らが、4月の地震で甚大な被害があった益城町の小学校などを訪れた。

 熊本市東区出身で益城町にも親戚が住んでいるという岩貞は「ここに来るときも街の姿を見て胸が痛くなった。子どもたちが思った以上に明るくて元気だったんで良かった。これからもスポーツの持つ力を益城町に伝えられたら」と力を込めた。