大山よ、攻めろ! 阪神掛布雅之2軍監督(61)が25日、4番三塁の後継者の期待がかかるドラフト1位大山悠輔内野手(22=白鴎大)に守備の極意を説いた。鳴尾浜で新人合同自主トレを視察。内野ノックを食い入るように見つめた。現役時代に甲子園のホットコーナーを守ってきた掛布2軍監督が気になったのは、大山の1歩目だった。
「最初の1歩目で決まるからね。ボールとバットが当たった瞬間に。そういう意味で動かないといけない。攻めないといけない」
掛布2軍監督いわく、プロの打球の速さに対応するには、思い切った1歩目の踏み出しが重要。攻めの守備が求められる。甲子園の内野は黒土。大学時代は人工芝でプレーしていた大山には不慣れな環境だ。受け身でなく足を動かし、積極的に飛び込めと説いた。
豪快な打撃が注目されがちだが、掛布2軍監督はダイヤモンドグラブ(現ゴールデングラブ)を6度受賞した名手だ。大山も、「1歩目がどれだけうまくいくかで捕れる打球も変わってくる」と胸に刻んだ。新外国人キャンベルとの三塁争いが待つキャンプでは、“掛布の金言”で勝利を目指す。【桝井聡】



