日本ハム斎藤佑樹投手(28)が16日、韓国KIA戦(名護)に2番手で登板し、2回を1安打1失点(自責0)で終えた。

 登板した4回は、内野安打と四球で1死一、二塁のピンチを背負った。「狙いにいって」併殺コースにゴロを打たせたが、味方が失策し1点を失った。前回登板した米アリゾナでの紅白戦も、失策が絡んで失点。「前回同様、1点を取られてしまったのは悔しい」と話したが、どちらも自責点はなし。

 今季から投球の柱としているツーシームが最速142キロをマークし、空振り三振を奪うなど、収穫もあった。「めちゃくちゃよかったというわけではないけど、自分の中では整理して少しずつ前に進んでいると思います。何度も言っていますが、結果を出していくしかない。たくさんチャンスをもらえるわけではない」と気を引き締めていた。