右足首の故障で出遅れている日本ハムの大谷翔平投手は8日、今季初の実戦出場が予定されている11日のイースタン・リーグ春季教育リーグの楽天戦に向けて千葉県鎌ケ谷市でキャッチボールを行うなど調整した。

 左翼ポール際から中堅付近までのランニングを繰り返し行った。「実戦に入って、まずは(走塁が)できるのかの確認をしたい」と話した。

 11日は守備には就かず打者のみでの出場の見通し。7日のフリー打撃では軽めのスイングで左翼から中堅方向へ打球を運んだ。「いろいろ自分の中で試しながらしっかり(フォームを)つくれればいいと思う。シーズンの実戦でしっかり打てるように調整したい」と力強く語った。