8回までわずか1安打で無得点だったソフトバンク打線が9回に爆発し、一挙4点を奪いサヨナラ勝ちした。9回、育成曽根、柳田の適時打で1点差に迫ると1死一、三塁から一塁走者牧原が二盗し、相手捕手が悪送球する間に同点。最後は長谷川勇也外野手(32)が中越えのサヨナラ二塁打を放った。オープン戦とはいえ5回途中2失点だった先発松坂の黒星を消した。

 工藤監督は「ああいう攻撃は相手のプレッシャーになるからね」と足技をからめ一気に流れを呼び込んだ攻撃にご機嫌だった。