阪神金本監督は17年開幕オーダーについて、今後も試行錯誤していく方針を明かした。

 糸井が初実戦に臨んだオリックス戦は3番糸井、4番原口、5番福留のクリーンアップを選択。「もちろん(この形はシーズン中に)あり得ると思うし、まだこれからいろんな打順を試す。どれが一番しっくり来るかな、と。まあ、まだ打順はガラッとメンバーが変わるかもしれないしね」と説明した。

 この日は1番上本、2番高山から続く並びをチョイスしたが、この上位打線のまま4番を福留に変えると、2~4番に左打者3人が並ぶ。「どこまで右左のジグザグを作れるかとか。そこにこだわらないでもいいというモノも見えてくるだろうし」。4番に誰を置くかも含めて打順はまだ流動的。「右投手が来ても左投手が来ても、ある程度は固定するのが理想。正直、できないとは思うけどね」。この日は17年初の完封負けを喫したが開幕まで残り9試合。メドは設けず、貪欲に最善策を探す。