巨人小林誠司捕手(27)が引き締まった表情で開幕を見据えた。31日の開幕中日戦を前に30日、東京ドームで全体練習を行った。

 WBCでは侍ジャパンの正捕手として攻守で大活躍。ラッキーボーイとして一躍、時の人となった。周囲は騒がしさを増すが、小林本人は至って冷静そのもの。

 「とにかく必死さを前面に出してやる。長いシーズンなので1試合、1試合の積み重ね。いい時もあれば、悪いときもある。目の前の試合に勝てるようにいろいろなことを考えながらやっていきたい」と落ち着いた表情で話した。