阪神金本知憲監督がナインの粘りを称賛した。

 「マイナス要素も僕の中であったが、やるのは選手。はねのけてくれた」。

 上本を5回裏からベンチに下げ、大和を起用。

 「彼のためにもチームのためにも、昨日(20日)の1発目のヤツを引きずっていると思う。リフレッシュというか、気持ちを楽にしてやるというのもこめて、替えた」。

 「名古屋で嫌な負け方で2敗した。選手たちもよく気持ちを切り替えて、ジャイアンツ相手に敵地でよくやってくれた」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -メッセンジャーが8回1失点

 金本監督 球数を気にしながら、何とか8回までいってくれないかな、と。中継ぎも休めた。よく投げてくれた。

 -ピンチでも粘った

 金本監督 最後のイニングは147~148キロ出ていた。スピリットを感じた。

 -2連敗でマイコラスを迎えた

 金本監督 マイナス要素も僕の中であったし、やるのは選手。はねのけてくれた。初回の3ランがよかった。

 -5回もつないで1点を取った

 金本監督 トリと北條が際どいのよくね。際どい手が出そうなボールだけど、あの2つの四球がメチャクチャ大きかった。

 -メッセンジャーが8回まで、よく投げた

 金本監督 桑原が2試合投げて、マテオも3連投。メッセの8回の気迫はね。メッセも分かっていると思うよ。今日は俺が8回までいかないといけない、と。ギアチェンジして、ストレートを投げこんだのは立派ですよ。

 -最後はベンチで出迎えていた

 金本監督 「スタミナあるじゃないか」と。「もちろんだ」と言っていた。