【セ・リーグ】

◆阪神堅首6連勝&秋山2勝目、巨人菅野は今季初黒星

<巨人2-4阪神>◇9日◇東京ドーム 阪神は1回、糸井と鳥谷の適時打で2点を先制。2回に巨人マギーに5号ソロを許したが、3回に福留の2ランでリードを広げた。

 巨人は4回に1死二、三塁の好機をつくったが後続が倒れて無得点。6回1死二塁の得点機もマギーと長野が凡退した。

 阪神が8回からマテオ、ドリスとつないで6連勝を決めた。先発して7回2失点の秋山が2勝目、3番手のドリスが13セーブ目を挙げた。巨人菅野は今季初黒星となった。

◆中日快勝、鈴木プロ初勝利 DeNAは反撃およばず

<中日8-3DeNA>◇9日◇岐阜

 中日は3回のチャンスで暴投、堂上の右前打、ビシエドの5号2ランなどで一挙5点を先制。先発鈴木は安定した立ち上がり。

 中日は4回、ゲレーロの6号ソロで加点。DeNAは6回、ロペスの6号2ランで反撃。中日鈴木は6回途中2失点で降板した。

 今季最多タイの8点を奪った中日が2連勝。鈴木はプロ初勝利。DeNAは反撃およばず。4回KOの浜口が誤算だった。浜口は2敗目。

◆ヤクルト大松サヨナラ弾、近藤が初勝利 広島4連敗

<ヤクルト3-2広島>◇9日◇神宮

 広島は2回、エルドレッドがバックスクリーン左へ先制7号ソロを放った。ヤクルトは2回、先頭の雄平が二塁打で出塁も無得点。

 ヤクルトは4回、山田が中前へ同点適時打。続く雄平が右翼線へ勝ち越し二塁打。雄平は前の試合から4打席連続二塁打となった。

 広島は8回2死二塁から菊池が左翼へ同点二塁打。ヤクルトは先発ブキャナンが10奪三振の力投も、試合は延長に突入した。

 ヤクルトは延長12回、先頭の大松が右越え1号本塁打を放ちサヨナラ勝ち。5番手近藤が今季初勝利。広島は4連敗。中田が初黒星。

【パ・リーグ】

◆ロッテ・チェンが今季初勝利、楽天は反撃及ばず

<楽天4-6ロッテ>◇9日◇Koboパーク宮城

 ロッテは3回2死一、二塁から細谷の左中間への適時三塁打で2点を先制。先発チェンは、楽天打線を3回まで1安打無失点。

 ロッテは4回2死から4連打で3点、6回にダフィーの来日初本塁打で1点を追加。楽天は打線がつながらず、6回まで無得点。

 楽天は7回に茂木の7号ソロ、銀次の適時打で反撃。8回、9回にも1点ずつ加点も届かず敗れた。ロッテはチェンが今季初勝利、内が2セーブ目。楽天辛島は2敗目。

◆ソフトバンク千賀5勝、オリックス金子は完投負け

<ソフトバンク2-1オリックス>◇9日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクは2回、内川が6号ソロを放ち先制。オリックスは3回表に2死から伊藤が2号ソロを放って同点に追いついた。

 ソフトバンクは同点で迎えた5回に勝ち越しに成功。松田が4号ソロを放ち1点を挙げた。先発千賀は6回まで毎回の9奪三振。

 ソフトバンクが1点を守り切った。先発千賀は8回13三振を奪う力投で5勝目。オリックス金子は今季初黒星を喫した。

 ソフトバンク・サファテは13セーブ。

◆西武高橋光が初白星、日本ハムは拙攻目立ち2連敗

<日本ハム2-7西武>◇9日◇札幌ドーム

 日本ハムは2回の大野の2号ソロなどで2点先制。西武は3回2死、中村の2点打で同点。さらに、栗山の2号2ランで勝ち越し。

 西武は4回、源田の左前適時打で加点。先発高橋光は5回2失点の粘投で降板した。日本ハム先発高梨は5回5失点でKOされた。

 西武は継投策で逃げ切り、連敗を2で止めた。高橋光は今季5試合目で初白星。日本ハムは拙攻が目立ち2連敗。高梨は3敗目。