西武からトレードで入団したヤクルト山岸穣投手(27)が25日、イースタン・リーグ湘南戦(戸田)で、移籍後初の実戦マウンドに先発した。しかし1回、2四球などで1死満塁とピンチを招くと、5番北に左中間を破られる3点二塁打を許すなど、初回で4失点。2回にも右中間へのソロを浴び、3回にも1点を失った。落差のあるカーブが武器で、中継ぎとして期待される右腕だが、新天地でのデビュー戦は、ほろ苦い内容となった。

 [2010年6月25日18時18分]ソーシャルブックマーク