フリーエージェント(FA)の資格取得条件を満たしている阪神の金本知憲外野手(42)は15日、西宮市の球団事務所で会見し、来季も阪神でプレーすることを明言した。会見で金本は終始明るい表情だった。
-残留の理由は
金本
会社から何が何でも残ってもらわないと困るという気持ちが伝わってきた。そういう環境でやるのが一番。
-右肩の故障も残留の理由か
金本
それはあまりなかった。でも、選手生命の危機じゃないかというくらいの大けがだったけど、それでも来年期待してくれて雇ってもらえるというのは感謝している。
-故障した右肩の具合は
金本
シーズンが終わった直後は何も出来ない状態だったが、ここ2、3日で明るい光が差してきたというか、いけるという感触が出てきた。
-途切れたフルイニング出場記録への思いは
金本
いまはあまりに年を取り過ぎているので、ちょっと無理かなと思う。できれば144試合先発で出られるような状態を目指したい。カープ時代のように、ぎらぎらした目で暴れ回れるように頑張っていきたい。
-来季への抱負は。
金本
失うものはないし、守るものもない。一から違う自分をつくっていくのも楽しみ。
[2010年11月15日21時31分]ソーシャルブックマーク