西武のドラフト1位ルーキー大石達也投手(22=早大)が16日、西武ドームで行われた紅白戦に先発した。レギュラー組をそろえた白組を相手に、プロ最長となる6回を投げたが、毎回の10安打を浴びて4失点。中村には137キロの直球を左翼席に運ばれた。

 現在は、大学時代のビデオを見直してフォームを改良中。試しながらの実戦で直球は143キロをマークし、ファウルでカウントを稼ぐことはできていたとあって「今まで以上に腕は振れていた。(フォームを)戻してから時間がたってないし、このまま続けていきます」と収穫を口にした。渡辺監督も「打たれるのは全然いい。真っすぐのレベルを上げることだね」と、じっくり見ていく方針を強調した。