<中日2-1広島>◇19日◇ナゴヤドーム

 勝率5割への2度目の挑戦も失敗した。4回に先制点を奪ったが、直後に同点に追いつかれ、8回に先発ブライアン・バリントン投手(30)が決勝タイムリーを浴びた。打線も中日吉見の前にわずか2安打で、好投のバリントンを援護できなかった。野村謙二郎監督(44)は「バリントンは文句のつけようがない投球だった。選手個々はなんとか5割にするんだと頑張ってやっているが、一気に何連勝というのも難しい」と、阪神を3タテした勢いに乗れず、3位から5位に順位を下げた。