<日本ハム5-4オリックス>◇4日◇札幌ドーム

 日本ハム打線が鮮やかな先制攻撃で、3勝目を狙う先発の大谷を強力援護した。まずは1回2死一、二塁で佐藤賢治外野手(25)が右中間を破る先制2点三塁打。オリックスの1位ルーキー吉田一の立ち上がりを突いた。「初めて対戦する投手なので、細かいことは考えず甘い球を積極的に打ちにいきました。後ろにいい打者が続くということで、楽な気持ちでつなぐことだけ意識しました」。

 続くホアン・ミランダ内野手(31)も右前適時打を放ち、この回に一挙3点を先制した。「狙っていたボールを狙い通りに打てたね。先制した直後でまだチャンスが続いていたから、自分も後につないでいきたいと思っていた。いい追加点になったんじゃないかな」とご満悦だった。