日本学生野球協会は14日、審査室会議で高校5件、大学1件の処分を決め、部員による部内暴力の報告を怠った一関学院(岩手)の監督と部長を8月下旬まで6カ月の謹慎とした。事件は昨年7月に発生したが、当事者間で和解が成立したとして岩手県高野連に報告せず、夏の甲子園大会に出場していた。

 部員を殴るなど5件8選手への暴力が発覚した岩手大の部長兼監督は9月10日まで8カ月の謹慎処分とした。この部長兼監督は既に解任された。

 対外試合禁止処分を受けた高校は以下の通り。

 千歳丘(東京)2月21日~5月20日=部員の部内暴力▽船橋二和(千葉)2月27日~5月26日=部員の賭けトランプ▽新居浜東(愛媛)3月19日~4月18日=部員の万引