東都大学リーグの亜大が9日、東京・日の出町の同大グラウンドで新年初練習を行った。今秋ドラフトの目玉・東浜巨(なお)投手(3年=沖縄尚学)の始動に、国内8球団のスカウトが集結。東浜は昨秋痛めた右ひじの大事を取り、3000メートル走やサーキットトレーニングなどで汗を流した。

 昨秋は通算17完封のリーグ新記録を打ち立てて優勝したものの、11月の明治神宮大会では出番なく初戦敗退。「今年はとにかく、日本一になるということだけです。春も秋も」と話し、春秋のリーグ戦と全日本大学選手権、明治神宮大会を制するグランドスラムを宣言した。