<東都大学野球:亜大1-0中大>◇第4週初日◇24日◇神宮

 勝ち点2同士の首位対決は、亜大が先勝した。今秋ドラフトの目玉、東浜巨(なお)投手(4年=沖縄尚学)が7安打5四死球と苦しみながら要所を締め、中大打線をシャットアウト。通算19度目の完封で、30勝の大台に王手をかけた。打線は5回1死二塁からルーキー藤岡裕大内野手(1年=岡山理大付)が、決勝点となる適時二塁打で援護。東浜は「いつ点を取られてもおかしくない展開だった。そこで0点に抑えられたのは意味がある」と話し、不調ながらも手応えを感じていた。