ヤクルト赤川克紀投手(18=宮崎商)が、3月10日ソフトバンクとのオープン戦で本拠地神宮デビューする。プロ初登板となった25日の練習試合ロッテ戦で2回無失点と好投し、高田監督も「神宮の最初でもう1回投げさせると思う」と、開幕1軍生き残りへの“追試”が決定した。赤川は緊張のプロ初登板から一夜明けた26日、休日返上で軽く汗を流し、「神宮は1度も見たことがないし、早く投げてみたいですね」と意気込んだ。

 今季ローテ入り確実な2年目の由規は昨年、本拠地お披露目となったソフトバンクとのオープン戦で4回6失点で2軍降格。由規より安定していると評価を受ける新人左腕は、先輩がプロの洗礼を浴びた壁もはね返し、1軍生き残りをかける。

 [2009年2月27日8時8分

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