独立リーグ「ゴールデンベースボールリーグ」の「チコ・アウトローズ」からドラフトされた吉田えり投手(18=ユマ)が26日(日本時間27日)、正式な入団オファーを受けた。ユマのマーシャル監督が、チコのGMに新たに就任。この日の試合前に同監督から獲得の意思を告げられた。今後、代理人を通じて交渉を行う。合意すれば、米国の男子プロリーグでプレーする初の日本人女子選手が誕生する。

 吉田はこの日、アリゾナ・ウインターリーグ・プレーオフのサン・ルイス戦に、7回から3番手として登板。1/3回を3安打4失点と崩れ、チームも敗れて終戦。「(米国で)悔しい気持ちを残している。行くしかないなと思っている」と、入団への意欲を示した。マーシャルGMは「4月中旬までに返事をくれればいい。我慢強く待ちたい」と話した。

 [2010年2月28日8時47分

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