<中日3-2阪神>◇3日◇ナゴヤドーム
勝てた試合だけに悔いが残る。苦手チェンから2点を奪い、ふくらんだ勝利の夢…。「痛いねえ。(簡単に)点を取れる投手じゃない。細かいことをきっちりやっていかんと…」。サヨナラ負けはミス連発の代償。真弓明信監督(56)は唇をかんだ。
初回はマートンの四球後、大和のバントが捕邪飛。同点の8回も先頭桜井が安打で出たが、関本のバントが投前併殺打となった。いずれもチェン、浅尾の好投手だけに、もうチャンスはくれない。ともに無得点で重苦しい空気が残った。
「タイムリーが出る、出ないとかではない。そこに行くまでの段階の失敗。1点勝負になると余計に響く」。和田打撃コーチも厳しい表情を浮かべた。3月30日広島戦の平野、2日中日戦の安藤と合わせ、ここ4試合で犠打の失敗は4個目。破壊力ある重量打線とはいえ、つなぎができなければ好投手は打ち崩せない。
9回サヨナラは新井の悪送球が口火。今回の中日2連戦は暴投や捕逸などバッテリーミスも目立った。真弓監督は「接戦のゲームはエラーが出ると負けにつながっていく」と猛省を促した。横浜戦や広島戦でこそ目立たなないミスも、試合巧者中日が相手なら命取りになる。黒星で刻まれた教訓は、しっかり生かさないといけない。【松井清員】
[2010年4月4日11時40分
紙面から]ソーシャルブックマーク




