野球賭博に関与したとして、野球独立リーグの大阪ゴールドビリケーンズから選手8人が契約解除された問題で、外部の胴元との接触をほのめかす選手がいたことが、26日、明らかになった。球団関係者が明かしたもので、関与を認めた8選手に聞き取り調査を実施。うち1~2人が中心となり、賭け金などを取りまとめていたことが分かった。

 大阪府警捜査4課は、賭博行為が仲間内で行われたのか、暴力団関係者など外部とのつながりがあったのか、詳しく調べており、胴元との接触の有無により、社会的責任の度合いも違ってくる。

 大阪が所属するジャパン・フューチャーベースボールリーグ(JFBL)の壁矢慶一郎代表は「(聞き取り調査の)内容を大阪球団にも確認したが、そういう話(外部接触)は聞いていない。ただ事実なら、より重大な話になる。警察の捜査を待つしかない」と話し、捜査終了を待って、今後のリーグ運営の方向を定めるという。

 [2010年6月27日12時14分

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