<オリックス3-5ソフトバンク>◇14日◇京セラドーム大阪
オリックスT-岡田外野手(23)が意地の1号2ランで一矢は報いた。1-5の8回2死一塁でソフトバンク山田の真ん中高めの直球をたたき、バックスクリーンへぶち込んだ。
直球と同じ腕の振りからの変化球に打線はそれまで3安打と大苦戦した。「真っすぐがあっての変化球。その真っすぐを打てたのは良かった」。好投左腕をマウンドから引きずり降ろしたのは昨季本塁打のせめてものプライドだった。
4打数2安打2打点でも今季初黒星の責任を自分に押しつけた。5点先制を許した2回の守備だ。4点を失い、なお2死二塁から内川のレフトへの飛球を「(グラブの)小指に当てた」と適時二塁打にした。背後のフェンスを意識しながらの捕球で失策は記録されなかったが、「あのフライをしっかり取っていれば、こっちの攻め方も違った」と唇をかんだ。
今季から本塁打1本ごとに5万円を東日本大震災で被災した宮城県へ寄付する。開幕カードから“T基金”に入金できたのは幸先がいいが、「チームが負けているし」と素直に喜べない。「5点を追いかけるのはきついん分かっている。最少失点で抑えてたらどうってことない」。岡田監督もT-岡田のミスが絡んだ2回を恨めしそうに振り返った。【押谷謙爾】



