藪コーチが秋山に初メス!

 2軍コーチから昇格した阪神藪恵壹1軍投手コーチ(43)が安芸秋季キャンプ初日の3日、期待の若虎に熱血指導した。1軍コーチ始動の日、青年コーチが早速動いた。今季1軍未勝利に終わった20歳秋山拓巳投手が97球のブルペン投球を終了。残りの投手が引き上げた後、15分間の居残り特訓が始まった。まずはホームに正面を向いてプレートに両足を置き、約10メートルの距離で投球を開始。その途中、新コーチがアドバイスを送った。

 藪コーチ

 下半身を使って投げられるように。今の投げ方でも140キロそこそこを投げるんだから(下半身を完璧に使えば)もっと投げられるようになる。

 キーワードは骨盤だ。秋山は投球時に左足を踏み出した際、体が三塁側に前傾し、骨盤が前に倒れる癖があるという。そこでヘソを前に突きだして骨盤を立て骨盤の横回転をスムーズにする指導を行った。秋山は投球後、充実感を漂わせた。

 秋山

 骨盤を立てて回転すれば、もっと早く回転できるということ。それができれば良い球を投げられる感覚はあります。身につけられるように頑張ります。

 秋山は軸のブレないフォームに修正中。投球直前、手首に力が入る悪癖も改良中だ。さまざまな角度の意見を吸収し最良の形を探してキャンプでも貪欲にレベルアップを図る。高卒1年目の昨季は4勝をマーク。3年目のジャンプアップに向け、新コーチの言葉を肥料にする。【佐井陽介】