巨人開幕投手の内海哲也投手(29)が完投勝利で「8時半の男」登場をじらす。27日、川崎市内のジャイアンツ球場で調整した内海は、30日のヤクルトとの開幕戦(東京ドーム)について「もちろん、任された試合は最後まで投げるつもりで上がります」と、エースらしく完投意欲を見せた。

 それは開幕守護神の“発表延期”につながる。26日のマリナーズ戦後、原監督は守護神は誰かと問われ「どうぞお考え下さい。8時半か9時ぐらいに結果が出ると思います」と話した。完投勝利なら、原監督の言う時間のマウンドには内海がいる。内海は「そうなれば一番いいんでしょうけど」と苦笑いしつつ「1人1人を積み重ねて、最終的に1試合投げられたら」と、冷静に試合を見据えた。

 開幕戦で投げ合うのは石川だ。「実績もあるし、何回も開幕投手をやられてる」と敬意を表すと「根比べです」と結んだ。内海が粘りの投球で「開幕投手」と「8時半の男」の一人二役をきっちり勤め上げ、開幕白星を届ける。