右肩関節唇損傷から完全復活を目指す日本ハム斎藤佑樹投手(25)が、緊急昇格する可能性が出てきた。チームは23日のロッテ戦に敗れシーズンの負け越しが決定し、CS進出も厳しい情勢となった。残り10試合となった先発投手について、試合後に黒木投手コーチは「(斎藤)佑樹にかかわらず、可能性はゼロではない。あくまで予定を立てていて、そこに佑樹が当てはまるのか、他のピッチャーなのか検討しています」と、斎藤の今季初昇格を示唆した。

 斎藤は今季、2軍戦で9試合に登板し、2勝4敗で防御率は7・79。次回は27日にイースタン・リーグDeNA(横須賀)での先発が予定されている。1軍復帰は10月上旬に、最終調整される見込みだ。