ソフトバンク内川聖一外野手(29)が、新契約制度を適用されてボーナス9000万円を手にした。5日の契約更改交渉で11年の年俸総額が2億6000万円。基本年俸1億7000万円に出来高9000万円が加えられた。来季年俸は1億7000万円のままとなる。内川は「出来高がどれくらいか、楽しみなところがあった。プロ野球選手、1年1年が勝負」と話した。

 横浜からFA移籍した昨オフに4年契約を結んだ。成果報酬型の契約形態で、今季の活躍は今季年俸に加算される。首位打者でMVP。リーグ連覇と日本一の立役者となった成果が9000万円と評価された。

 移籍1年目は右太もも裏を痛めて30試合欠場した。2年ぶりの全試合出場を狙い、初めて専属トレーナーも検討。全試合出場であれば、今回届かなかった出来高払い1億円超えも果たせるもようだ。(金額は推定)