<巨人9-3中日>30日◇郡山

 巨人が、4回に5連打を集める鮮やかな逆転劇で連敗を止めた。原辰徳監督のインタビュー。

 -4回は見事な5連打だった

 原監督

 このところ、6番7番8番というところがね、滞っていた。そういった意味では良かったですね。

 -古城、藤村が期待に応えた

 原監督

 あの、私の見ている中では最高の当たりでした。

 -5回には阿部が、頼りになる1発を放った

 原監督

 この1日、ストレスは貯まっていたでしょう。そういう意味じゃ4番が打つとチームっていうのは勝利に近づくと思います。

 -内海が4回で交代した

 原監督

 今日は打たれすぎでしょうね。攻撃に転じたということ。本来、もう少し粘り強く。今日は反省がある投球でした。

 -久々に主導権を握った

 原監督

 あれ(1回に1点先制)を握ったとは言い切れない。先取点を取れたということ。やはり藤村の一打、それと福田の2イニングがチームのリズムを完全にジャイアンツに傾けた。2人が殊勲者ですね。

 

 

 -山口が5年連続60試合登板の日本記録を樹立。点差が開いていたが

 原監督

 かなりあいていたので、山口は中6日かな?

 (記録は)さらにさらに続けてほしい。見事ですね。

 -対中日。勝ったのは大きい?

 原監督

 もちろん。勝負の世界はそういうもの。今日はしっかり勝つことができた。これは大きい。

 -東北3連戦、最後を勝利で飾った

 原監督

 秋田も盛岡も、ここ郡山も、良い雰囲気でファンに迎えられ、良い環境で野球ができました。最初は負け負けでしたけど最後勝って締めくくれたのは東北の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。