北東北大学リーグの青森大野球部新入生説明会が1月31日、青森市の同大学生寮会議室で開かれた。今春入学予定の新入部員はここ10年で最多の40人。甲子園球児4人など例年以上に有力選手がそろった。初めて顔を合わせた新入生たちは大学での活躍を誓い合った。

 甲子園出場は和島光太郎捕手(青森・弘前学院聖愛)、伊藤航外野手(岩手・盛岡大付)、菊池健人外野手(同・花巻東)、中尾有希捕手(和歌山・箕島)の4人。ほかにも星野晃司投手(長野・地球環境)、北村航太捕手(神奈川・横浜創学館)ら各地の有力選手が集まった。

 岡本裕樹投手(奈良・関西中央)は184センチ、90キロの大型左腕。中学時代にNOMOジャパンに選ばれ、米国遠征の経験を持つ。「青森の雪にびっくり。1年生からレギュラーで投げたい。甲子園には行けなかったが、神宮に行って優勝したい」と張り切る。

 聖愛・和島は2年生の夏に甲子園でベスト16入り。「1年生から主力で試合に出たい。生活も高校以上に規則正しくしたい」。盛岡大付・伊藤は昨夏の甲子園で、ソフトバンク入団の松本裕樹投手らとともに東海大相模(神奈川)を破った。「青森大の目標の全国優勝に貢献したい」と闘志をみせた。【北村宏平】