仙台6大学野球の東北福祉大・千葉義浩捕手(4年=東陵)が今春、社会人の日本新薬(京都)に入社することが1月31日、分かった。千葉は昨年6月に大学日本代表入りして、翌7月オランダで行われたハーレム国際大会に参加した。昨秋のドラフト候補にもなり、進路をプロ一本に絞ったが指名されなかった。

 ドラフト後は日本新薬の練習に参加。「チームの野球に対する意識が高く、このチームに入れば自分も成長できると思った」と話した。昨秋の仙台6大学リーグでは打率4割6分7厘で最高打率賞(首位打者)に輝いたが、一番の魅力は強肩。捕球から二塁ベースへの送球時間は、プロレベルの1秒8を誇る。

 日本新薬は都市対抗31回、日本選手権17回出場の全国大会常連。千葉は既にチームに合流しており、2年後のプロ入りを目指す。