ソフトバンクがドラフト5位指名した摂津正投手(26=JR東日本東北)が6日、仙台市青葉区にあるJR東日本仙台支社で、指名あいさつを受けた。球団側は即戦力として期待していると説明。引き締まった表情で摂津は「年齢的にも、1年目から勝負したい」と表情を引き締めた。

 ソフトバンクの帽子を、照れながらかぶった摂津。「(10月30日の)ドラフトが終わっても実感がなかった。あいさつしていただいて(プロ入りの)実感がわきました」と満面の笑みだ。契約条件の提示はなかったが「まずは中継ぎ、実戦を積んでチームの柱になってほしいと、説明されました」と約15分間の話し合いの内容を明かした。

 秋田経法大付(現明桜)時代から摂津をマークし続けた作山スカウトは「中継ぎ陣の立て直しを期待する。1軍で必ず活躍する」と太鼓判を押す。摂津も「仙台(楽天戦)で投げる姿を見せたい」と、開幕から1軍を目指す構えだ。