ロッテ入団に難色を示していたドラフト4位指名のNTT東日本・清田育宏外野手(23)がプロ入りの意志を固めたことが12日、分かった。この日、日本選手権出場のため滞在していた大阪市内の宿舎で、垣野監督に意向を伝えた。「とても悩みました。悔しい思いはあったが、プロに行きたくないとは思わなかった」と心境を明かした。

 ドラフト前に、3位指名以下ならプロには進まない方向性を出していた。さらに同1位が俊足強肩のトヨタ自動車・荻野貴司外野手(24)だったことも二の足を踏む原因となった。しかし「悔しさはプロに入ってぶつけたい。荻野に負けないよう自分のプレーをしたい」と気持ちを新たにした。