<WBC強化試合:オリックス8-1中国>◇27日◇京セラドーム大阪

 1次ラウンドA組に入り、3月3日に日本と対戦する中国がオリックスと強化試合を行った。

 先発した左腕エースのト濤(30=河南)が130キロ台のクセ球で3回を2安打1失点。0-1の3回無死一、三塁から併殺の間に同点に追いつくなど、序盤は互角の試合を演じた。リリーフ陣が終盤に崩れ、打線も3回途中から1安打に終わったが、ジョン・マクラーレン監督(61=元マリナーズ監督)は「ドーム球場は初めてだったから、外野手は打球が天井に重なって見えにくかったようだ。ただ経験から日々成長している」と今後のプレーに期待した。