第22回ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアは、KUSHIDA(32)が制した。Bブロック1位のKUSHIDAは決勝でAブロック1位のカイル・オライリーと対戦。30分を超す激闘を、最後はホバーボードロック(変形のチキンウイングアームロック)を決め、初の栄冠をつかんだ。
雑草男が、メジャーの頂点をつかんだ。30分45秒の激闘の末手に入れた優勝トロフィーをKUSHIDAは、いとおしそうに抱きしめた。所属のプロレス団体を辞め、会社に所属しないまま1人メキシコに渡り修行した原点。「母親からもらった数万円のおかげで、今このリングに立てている」といい、優勝賞金500万円は両親に贈りたいと話した。
体重100キロに満たず、身長も入門規定に足りない男は「勝るのは気持ちだけ」と道場で練習に明け暮れた。そんな努力が実を結び、昨年は準優勝。そして2年連続決勝進出を果たした今年、ついに結果を出した。KUSHIDAを突き動かすのは、175センチ、87キロの体でも自分が輝けるジュニアの価値を高める使命。「何をしたかではなく、何をするか。ボクが新日本のジュニアを新しい未来に連れていく」と宣言した。


