前WBO世界バンタム級王者武居由樹(29=大橋)が、約8カ月ぶりの再起戦を飾った。22年12月以来となるスーパーバンタム級に戻り、WBA世界同級15位ワン・デカン(26=中国)と同級8回戦に臨み、2-0の判定勝利を挙げた。強打のワンを足のステップと技術でかわしながら右フック、左ストレートをヒットさせて競り勝った。昨年9月、クリスチャン・メディア(メキシコ)に4回TKO負けを喫して王座陥落。復帰リングで世界ランカー対決を制し「大きな大会で、こんなたいしたことない試合をしてしまった。ワン選手は本当に強かった」と対戦相手に敬意を表した。

パワーに頼っていた攻撃を見直し、K-1王者時代のタイミングで倒す原点に回帰した。「崖っぷち」と表現したリングで、何とか勝利。武居は「これ以上は言うことない」と口元を引き締めたが、これで再び世界戦線に浮上した。

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