元プロボクサーでタレント赤井英和の長男、アマチュアボクサーの赤井英五郎(21)が19日、東大阪市内の近大ボクシング部を初めて訪れた。

 父が総監督を務める同ボクシング部と韓国・保寧の選抜チームが行った国際親善スパーリングに参加。韓国人選手との2ラウンドなど合計4回のスパーリングを行った。

 アマ戦績3勝1敗の赤井は、31歳のベテラン韓国人選手と対戦。1回開始直後は自慢の強打を振るったが、少しずつサウスポーの相手ペースとなった。変則的な動きから左ストレート、右アッパーなど多彩なパンチを打つ相手にほんろうされて、劣勢のままで2回を終えた。

 技術の差を見せつけられた形だが「勉強になりました。ぼこぼこだった。でもいい経験になるかなと思う」と前向きに話した。米国の大学に在籍する赤井は、競技歴1年弱の昨年11月には全日本選手権で8強に進出している。