ムハマド・アリ氏の訃報に、米国のスポーツ界では追悼の輪が広がった。

 1974年の世界ヘビー級タイトルマッチでアリ氏にKO負けした闘いが「キンシャサの奇跡」として語り継がれているジョージ・フォアマン氏は、短文投稿サイトのツイッターで「アリ、フレージャー(2011年に67歳で死去)、フォアマン、私たちは1つだった。自分の一部がなくなってしまった」とつぶやき、ともに一時代を築いた仲間との別れを悲しんだ。

 五輪の競泳女子で4つの金メダルを獲得し、1996年アトランタ五輪の開会式で点火者のアリ氏に聖火を渡したジャネット・エバンスさんもツイッターに「永遠に偉大な存在で、永遠に私のヒーロー。ありがとう」との言葉を寄せた。

 プロバスケットボールNBAのスター、レブロン・ジェームズ選手(キャバリアーズ)は亡くなる直前にスポーツ専門局ESPNの取材に対し「彼がパイオニアだった。だから今の私たちがある」と同じアフリカ系米国人のアリ氏に受けた影響の大きさを口にしていた。