ボクシングの日本スーパーフライ級で、同級1位中川健太(31=レイスポーツ)が新王者になった。

 6日に東京・後楽園ホールでの王座決定戦で、同級2位木村隼人(27)に2-1で判定勝ちした。5回の公開採点で0-2の劣勢も後半は打ち合いで挽回した。プロ16戦目の初挑戦で、東洋太平洋ライトフライ級家住以来のジム2人目の王者。「友人に誘われて始め、苦しくなって逃げたこともある。王者なんて夢みたいで変な気持ち」とベルトを抱き締めていた。