前世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級スーパー王者で休養中の内山高志(ワタナベ)は3日、進退について「まだ決めていない」と明言を避けたが「あまり長くしてもいけない。近いうちに決めようと思う」と期限を設けて結論を出す意向を示した。

 東京都中野区の新井薬師で豆まきに参加した後、報道陣に対応した。

 37歳の内山は昨年4月にジェスレル・コラレス(パナマ)にKO負けして王座を失い、同12月31日の再戦も1-2の判定で敗れた。けがはなく、1月中旬から軽めの練習を再開したという。現役続行の決断には「ものすごくやりたい気持ちにならないと駄目。中途半端ではいけない」と精神面の重要性を強調した。