<プロボクシング:東洋太平洋バンタム級王座決定戦12回戦>◇31日◇広島サンプラザ

 WBA世界バンタム級4位のサーシャ・バクティン(協栄)が東洋太平洋同級2位の金成国(韓国)を10回1分7秒、3-0の負傷判定で破り、新王者となった。

 バクティンは序盤から左右のフックでリズムをつかみ、強烈な右ストレートなどで相手をぐらつかせた。10回に金成国が偶然のバッティングで負傷して試合続行不可能となり、10回までの採点でバクティンが上回った。