包囲網を敷かれても昨年の覇者HIROYA(17)は動じなかった。9日に行われた「K-1甲子園」(10日、東京・代々木第2体育館)の前日会見で、62キロ級トーナメントに参加するHIROYA以外の15選手のほぼ全員が「HIROYAに勝てると思うか」との質問に手を挙げた。HIROYAは「ここで手を挙げなきゃ恥ずかしいでしょ。みんなが自分に向かってきている意識は当たり前。そうなれるのも幸せだと思います」と、王者の風格を漂わせた。