新日本の蝶野正洋(46)が21日、東京都内のホテルで会見し、2月からフリーとして活動すると発表した。1月いっぱいで切れる団体との契約を更新せず、「新日本のレスラーとしては休業になる。肩書としてはフリーになる」と宣言した。22日の沖縄大会が、所属選手としての最後の試合となる。契約更改の席で、昨年に続いて具体的な計画を示されなかったことなどが理由で、「きれいな言葉で言うと、卒業ということかな」と話した。

 蝶野は84年に新日本に入団。武藤敬司、橋本真也と「闘魂三銃士」として人気を博した。三銃士はこれで全員が団体を離れることになり、新日本は新時代へ歩み出すことになる。