ボクシングの真正ジムの山下正人会長は1日、前日のWBC世界バンタム級タイトルマッチで敗れ、王座を失った同ジム所属の長谷川穂積があごを骨折していることを明らかにした。今後は手術を受ける予定で、長期離脱が予想される。

 長谷川はWBO王者のフェルナンド・モンティエル(メキシコ)を挑戦者に迎えて11度目の防衛戦に臨んだが、4回に左の強打を浴びてTKO負けした。試合後に東京都内の病院で検査を受け、あごの右側部分の骨折が判明した。