5月24日に千葉県警に大麻取締法違反容疑で逮捕され、6月12日に処分保留で釈放された紫雷イオ(22)が24日のスターダム新木場大会で、ファンに謝罪した。全試合終了後、正装したイオがリングに上がり「スターダムのみんな、ファンの皆様に多大なるご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます。今回、処分保留という形で釈放となりましたが、これだけは信じてください。私は無実です」と語った。さらに涙ながらに「私は今、一からやり直すために、生活も改めました。許されるのであれば、またスターダムでプロレスがしたいです。スターダムでプロレスができなければ、私のプロレス人生はありません」と再起を誓った。

 これを受けて高橋奈苗が歩み寄り「イオが今回の件で、プロレス界やファンの皆さんにご迷惑をお掛けしたことは、紛れもない事実です。お客さんが認めてくれるなら、リングに上げてやりたいと思います」と発言。会場のファンからも拍手が起きた。

 イオは依然、処分保留の状態。小川宏代表は「試合の出場は正式な決定が出てから。それに、体力も落ちているので、そのまま試合には出せない」と不起訴が決定後に復帰戦が正式に検討される。