スターダムが“団体力”で両国国技館大会の成功を目指すことになった。

 来年の4月29日に両国国技館大会を開催するスターダムが31日、都内のシーザージム新小岩で会見を開き、小川宏代表取締役が所属する各選手を運営本部、営業部、広報部に配属したことを発表した。運営部長となった高橋奈苗(33)は「運営部長の任務というのは、この大会が成功するために運営を円滑に遂行していくことだと思っています。これまで以上に興行面や進行面を勉強し、みんなに適切な指示を与えられるようにしていきます」と意気込みを語った。

 また、チケットの販売を担当する営業部長に任命された風香GM(28)は、「(両国大会は)大きな大会なので、全員が営業をしていかないといけない。その中でも私がリーダーになって、スターダムの宣伝を頑張っていきたいと思います」と抱負を語り「女子プロレスブームの再興をさせるためにも、この大会の成功は重要になっていくので、ご協力よろしくお願いします」と早くも営業トークを展開した。

 さらに、広報部長に就任したグラドルレスラーの愛川ゆず季(29)は、「スターダムの両国大会をたくさんの人に浸透することができるように、この8カ月間、いろんな媒体に出て宣伝活動をしていきたいと思います」と抜群の知名度を武器に、広報活動に乗り出すことを宣言。すると、同じ広報部に所属する岩谷麻優が「ポスター貼りでも何でもやって、スターダムをもっと知ってもらいたいと思います」とやる気を見せ始めるなど、団体一丸となってビッグマッチに臨む姿勢を示した。